2014年1月6日月曜日

しばられない

国家にもしばられない
金力にもしばられない
権力にもしばられない
愛にもしばられない
憎にもしばられない
地位名誉にもしばられない
そういう人間でありたいものだ。


人間にとって「本当の自由」とは何でしょうか。
どういう状態のことなのでしょうか。

私たちは、

自分らしく生きたい
他人にしばられないで生きたい
学校や会社、組織ににしばられないで生きたい

と心に思ったり、口にすることがあります。

でも、それは本当に自分らしさや自由を求めて口にしているのでしょうか。

もしかしたら、それは、自分にとって都合のいいところだけ、心地いいところだけはとっておいて、または見て見ぬ振りをしていないでしょうか。

今置かれている場所、辛いところ、嫌だと思うところから、ただ逃げたいだけで言っているのかもしれません。

しかし、真民さんの「しばられない」は、私たち人間の捨てきれない欲、業、弱さから自由になりたいと詩っています。

どこか宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に通ずる心の清さと厳しさを感じます。

わたしたちも、「そういう人間になりたい」と願って日々、生きていくよう努めたいと思います。

あなたにとって、しばられない、本当の自由とはどういう状態ですか?

念ずれば花ひらく。

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