軽くなろう
軽くなろう
重いものはみんな捨てて
軽くなろう
何一つ身につけず
念仏となえて
あるきまわった
一遍さんのように
軽くなろう
21世初頭の現代に生きるわたしたちは、ますます複雑化した
社会の中で、仕事や生活のこと、家族のこと、自分自身のこと、
将来のことなど思い悩むことに事欠きません。
みなさんも、いつも何か考えることが多くて、頭が重い、
心が痛む、という経験をされてきたでしょう。
そういう時は、真民さんのこの詩を思い出して、
深呼吸をしてみましょう。
深呼吸をしながら、心の中で「だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ」
「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と何度も唱えると
少しずつ落ち着いてきませんか。
心が澄み切ってくると、もうとらわれることもなく、自由で、明るく、
心も身体も充実して、今の自分を肯定できるようになるのではないでしょうか。
生きていく、ということは、時として、重荷を抱えこんでいく、
ことと同義かもしれない、と思ったりもします。
軽くなりたい、と願いながら、なかなかそういうわけにはいかない、
人間とはそういう弱い、弱い存在なのかもしれません。
でも、だからこそ、何が大切なことか、
何が幸せかを再確認するために、この詩を心に、
深呼吸をする時間を大切にしたいと思います。
今日の、今のあなたの心は軽いですか?
念ずれば花ひらく
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