2014年2月3日月曜日

軽くなろう

軽くなろう
軽くなろう
重いものはみんな捨てて
軽くなろう
何一つ身につけず
念仏となえて
あるきまわった
一遍さんのように
軽くなろう


21世初頭の現代に生きるわたしたちは、ますます複雑化した
社会の中で、仕事や生活のこと、家族のこと、自分自身のこと、
将来のことなど思い悩むことに事欠きません。

みなさんも、いつも何か考えることが多くて、頭が重い、
心が痛む、という経験をされてきたでしょう。

そういう時は、真民さんのこの詩を思い出して、
深呼吸をしてみましょう。

深呼吸をしながら、心の中で「だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ」
「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と何度も唱えると
少しずつ落ち着いてきませんか。

心が澄み切ってくると、もうとらわれることもなく、自由で、明るく、
心も身体も充実して、今の自分を肯定できるようになるのではないでしょうか。

生きていく、ということは、時として、重荷を抱えこんでいく
ことと同義かもしれない、と思ったりもします。

軽くなりたい、と願いながら、なかなかそういうわけにはいかない、
人間とはそういう弱い、弱い存在なのかもしれません。

でも、だからこそ、何が大切なことか、
何が幸せかを再確認するために、この詩を心に、
深呼吸をする時間を大切にしたいと思います。

今日の、今のあなたの心は軽いですか?

念ずれば花ひらく

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